取り扱いに関する重要な情報

液体との接触 Apple Watch は耐水性能を有していますが、完全防水ではありません。たとえば、運動中(汗が触れるのは問題ありません)や雨の中、または手を洗うときなどは、Apple Watch を着用して使用しても問題ありません。Apple Watch に水がかかった場合は、けば立たない非研磨性の布を使って水分をふき取ってください。以下の物質は、Apple Watch にできる限り触れないようにしてください。これらの物質が Apple Watch に触れた場合は、「清掃と手入れ」セクションの指示に従ってください:

  • 石けん、洗剤、酸、酸性の食品、および真水以外の液体(海水/塩水、石けん水、プールの水、香水、防虫剤/虫よけスプレー、ローション、日焼け止め、油、接着剤落とし、ヘアカラーリング剤、溶剤など)。

Apple Watch を水に浸すことはお勧めできません。Apple Watch は、IEC 規格 60529 の IPX7 等級の防水性能を有しています。レザーバンドに耐水性能はありません。防水性能は永続的に維持されるものではありません。また、Apple Watch は、防水性能に関して再検査したり、密閉し直したりすることはできません。Apple Watch の防水性能が損なわれる可能性があるため、以下のことは行わないでください:

  • Apple Watch を落としたり、その他の衝撃を加えたりすること。

  • 長時間 Apple Watch を水中に沈めること。

  • Apple Watch を装着したまま水泳をしたり、浴槽につかったりすること。

  • 圧力のかかった水や高速の水を Apple Watch にかけること(シャワー、水上スキー、ウェイクボード、サーフィン、ジェットスキーなど)。

  • Apple Watch を装着したままサウナやスチームルームを利用すること。

清掃と手入れ  Apple Watch は清潔に保ち、乾燥した状態を保ってください。ワークアウトの後や汗を多くかいた後は、Apple Watch、バンド、および肌の汚れをふき取り、乾燥させてください。Apple Watch およびバンドに真水がかかった場合は、しっかりと乾燥させてください。土、砂、化粧品、インク、石けん、洗剤、酸、酸性の食品など、汚れや損傷の原因となる物質が Apple Watch に付着した場合や、真水以外の液体や皮膚感作性を引き起こす可能性のある液体(汗、海水/塩水、石けん水、プールの水、香水、防虫剤/虫よけスプレー、ローション、日焼け止め、油、接着剤落とし、ヘアカラーリング剤、溶剤など)が Apple Watch にかかった場合は、Apple Watch を清掃してください。Apple Watch およびバンドのカラーは、個体差がある場合があり、時間とともに色あせる可能性があります。

Apple Watch の清掃方法:

  • Apple Watch の電源を切ります。サイドボタンを長押ししてから、「電源オフ」スライダを右にドラッグします。

  • バンド・リリース・ボタンを押しながら、バンドを取り外します。バンドを取り外す/交換する/装着するを参照してください。

  • けば立たない非研磨性の布を使って、Apple Watch の汚れをふき取ります。必要であれば、布を真水で湿らせても構いません。

  • けば立たない非研磨性の布を使って、Apple Watch の水分をふき取ります。

  • Apple Watch Edition(ゴールド)モデルは、定期的に清掃することで最も魅力を発揮します。特に Apple Watch Edition を保管する前には、けば立たない非研磨性の布を使って、表面の油、香水、ローションなどの物質を拭き取ってください。

Apple Watch の手入れにあたっては、以下のことはお勧めできません

  • 充電中は Apple Watch を清掃しないでください。

  • Apple Watch やバンドの乾燥には、外部の熱源(ヘアドライヤーなど)を使用しないでください。

  • Apple Watch の清掃には、清掃用品やエアダスターは使用しないでください。

Apple Watch の前面は Ion-X ガラス(強化ガラス)製またはサファイアクリスタル製で、どちらも指紋が目立ちにくい疎油性(はつ油)コーティングが施されています。このコーティングは普通に使用していても次第に摩耗していきます。清掃用品や研磨剤を使用すると、コーティングの劣化を早め、ガラスまたはサファイアクリスタルに細かい傷が付くおそれがあります。

ボタン、Digital Crown、コネクタ、およびポートの使用  Apple Watch のボタンおよび Digital Crown に過度に力を加えたり、充電コネクタをポートに無理に押し込んだりしないでください。本体が破損するおそれがあります。この場合は有償修理になります。コネクタとポートを簡単に接続できない場合は、それらの形状が一致していない可能性があります。ポートに障害物がないこと、およびコネクタとポートの形状が一致していることを確認し、ポートに対して正しい向きでコネクタを差し込んでください。

使用方法によっては、ケーブルがほつれたり破損したりすることがあります。充電器に取り付けられているケーブルは、その他の金属製のワイヤやケーブルと同様に、同じ個所を繰り返し折り曲げると、もろくなったり壊れやすくなったりします。ケーブルは折り曲げず、緩やかな曲線を描くようにしてください。ケーブルおよびコネクタは、よじれ、破損、折れ曲がりなどの損傷がないか定期的に点検してください。もし、そのような損傷が見つかった場合は、ケーブルの使用を停止してください。

磁気充電ケーブルと磁気充電ケース  Apple Watch 磁気充電ケーブルおよび Apple Watch 磁気充電ケースを定期的に使用すると、磁石面に埃やくずが触れることで、これらの充電面が変色することがあります。これは異常ではありません。磁気充電面を清掃することで、こうした変色を軽減または防止できる場合があるほか、充電器や Apple Watch の損傷防止に役立ちます。充電面を清掃する場合は、充電器を Apple Watch および電源アダプタから取り外し、湿らせた非研磨性の布で拭いてください。充電を再開する前には、けば立たない非研磨性の布を使って水分をふき取ってください。清掃用品を使って充電面を清掃しないでください。

動作温度  Apple Watch は、環境温度が 0°C 〜 35°C(32°F 〜 95°F)に保たれた場所で最適に動作し、温度が-20°C 〜 45°C (-4°F 〜 113°F)に保たれた場所に保管するように設計されています。この温度範囲を超える場所で Apple Watch を保管または操作すると、Apple Watch が損傷したり、バッテリー駆動時間が短くなったりすることがあります。温度や湿度が急激に変化する場所に Apple Watch を放置しないようにしてください。Apple Watch の内部温度が通常の動作温度を超えると(高温の車内に放置されたり、直射日光に長時間さらされるなど)、温度を調整するために次のことが行われます:

  • 充電が遅くなったり、停止したりすることがあります。

  • 画面が暗くなることがあります。

  • 温度に関する警告画面が表示されることがあります。

  • 一部のデータ転送が一時停止または遅延することがあります。

  • 一部の App が閉じることがあります。

重要: 温度の警告画面が表示されている間は、Apple Watch を使用できないことがあります。Apple Watch の内部温度を自動調整できなくなると、温度が下がるまで「省電力モード」またはディープスリープ状態になります。Apple Watch を再度使用する前に、Apple Watch を直射日光の当たらない、涼しい場所に移動して数分待ってください。詳しくは、support.apple.com/ja-jp/HT204508 を参照してください。

磁石  キーカードおよびクレジットカードは、Apple Watch、バンド、Apple Watch 磁気充電ケーブル、および Apple Watch 磁気充電ケースに近付けないでください。